この道30有余年。多彩な食の技が織りなす「新しい和の形」

「季節料理と揚げたて天ぷら にし嶋」の味を支えるのは、店主・山根が歩んできた30年以上の料理人としての軌跡です。

神戸花隈の高級料亭で和食の洗練された基礎と美意識を学び、その後は中華料理、手打ちうどん、さらには百貨店のメニュー開発まで、ジャンルの枠を超えて「食」の深淵を探求してまいりました。

「出汁ひとつとっても、うどんと和食では表現が異なる」。そんな多様な現場で培った知識と柔軟な発想こそが、現在の『にし嶋』の料理の源泉です。王道の和食・天ぷらを軸にしながらも、随所に職人としての引き出しの多さを感じさせる一皿で、お客様に驚きと感動をお届けいたします。

昼の籠膳「雅」

すべての経験が、この「ひと皿」に集約。

料亭の気品、中華の火入れ、うどんの出汁。すべての経験が、この「ひと皿」に集約される。

当店の天ぷらや季節料理には、店主・山根がこれまでのキャリアで培った「独自のこだわり」が息づいています。料亭仕込みの確かな目利きと繊細な包丁捌き中華料理の経験から編み出された、素材の旨味を閉じ込める絶妙な火入れうどん店時代に極めた、五臓六腑に染み渡る極上の「出汁」の黄金比天ぷらはただ揚げるだけでなく、素材ごとに最適な仕込みを施し、衣の厚みや温度を秒単位で見極めます。

さらに、これまでの メニュー開発の経験を活かし、お客様のリクエストに合わせた特別な一品料理やお鍋をご用意することも、当店の得意とするところです。他では味わえない、技の引き出しが織りなす「にし嶋の味」をどうぞご堪能ください。

鯛の姿盛り

最高のおもてなしをプロデュース

「食」のすべてを知り尽くした料理人が、最高のおもてなしをプロデュースします。料理人として、そして店舗運営のプロとして40年以上。店主・山根の経歴は、驚くほど多彩です。

和食の原点である料理旅館での修業を皮切りに、寿司、麺類、中華と、あらゆる「美味しい」の現場を渡り歩いてきました。また、店長としての店舗運営や新店舗の立ち上げ、若手料理人の教育にも長年携わり、常に「お客様に喜ばれる店づくりとは何か」を第一線で考え、実践し続けてまいりました。

これほどまでに幅広い経験を持つ料理人だからこそ、にし嶋ではお客様の細かなご要望や「こんなものが食べたい」というお声にも、柔軟にお応えすることができます。40年間の感謝と情熱を込めて、店主自らがカウンターでお客様をお迎えいたします。どうぞ肩肘張らずに、極上の「揚げたて」と「季節の味」をお愉しみください。

「一瞬」に命を吹き込み、「一期一会」の旬を届ける。

その店でしか味わえないものをお届け

「その店でしか味わえないものをお届けすること。それこそが、本当の創作料理だと思うのです。」

「季節料理と揚げたて天ぷら にし嶋」には、決まりきった固定メニューはございません。なぜなら、お一人おひとりによって、その日に食べたいもの、お好みの食材、ご予算はまったく異なるからです。

私たちは、ただ料理を決まった通りにお出しするのではなく、お席に座られたお客様との会話から始めます。「今日はどんなものが食べたい気分ですか?」「苦手な食材や、今気になっているものはありますか?」

その日の季節の移ろい、仕入れたばかりの最高の食材。そこに、お客様のご希望・ご予算・好き嫌いを重ね合わせ、あなたのためだけにその場で料理を組み立てていく。それが「にし嶋」のスタイルです。

目の前で一品ずつ揚げる熱々の天ぷらと、その日、その瞬間にしか出会えない特別な創作料理。あなたのためだけに誂えた、贅沢なひとときを心ゆくまでご堪能ください。

夜のメニューについて

各地の料理や食材、食文化を詳細に記録・研究

店主・山根は、現在も日本全国へと自ら足を運び、各地の料理や食材、食文化を詳細に記録・研究し続けております。これは単なる観光や気ままな旅行ではなく、すべては一人の料理人として食を深く探求し、お客様により良い一皿をお届けするための「研究としての食べ歩き」です。

これまでにも、北陸・東北から九州に至るまで、以下のような日本各地の熱意ある生産者や本場の味を訪ねてまいりました。
北陸・東北エリア:富山、新潟、山形、秋田、青森、岩手、宮城
九州エリア:福岡、長崎、平戸、松浦
旅先で出会った素晴らしい食材の背景、地域の伝統的な調理法、そして現地で受けた刺激。

そのすべてを詳細に書き留め、持ち帰ることで、日々「にし嶋」の料理へと還元しております。全国を巡る旅のなかで磨き続ける店主のこだわりと、進化し続ける季節の味わいを、ぜひ当店でお楽しみください。

夜のコース(2500円コース)

各地の料理や食材、食文化なども研究

現地では料理の写真撮影にとどまらず、厳選された「食材」そのものの見極め、伝統や工夫が宿る「調理法」、料理を引き立てる「酒との組み合わせ」、美しさを追求する「盛り付け」、心遣いが伝わる「提供方法」、そして口に広がる「味」や繊細な「食感」に至るまで、五感で捉えたすべてを詳細に記録し続けています。

全国の生産者や先人たちの手仕事から得た知見と圧倒的なインスピレーション。その一瞬一瞬の学びを余すことなく書き留め、日々の仕込みや「にし嶋」の新しい一皿へと昇華させています。旅の中で磨き抜かれた店主の探求心と、季節の妙味を心ゆくまでお楽しみください。

にし嶋オリジナル「大人のたまごかけ飯」

にし嶋が料理で大切にしている、三つのこと。

「にし嶋」の創作料理は、お客様との会話から始まります。その組み立ての中で、私たちが何よりも大切にしているのは「季節感」「香り」「温度」の調和です。

一、季節の息吹を映す「季節感」

春夏秋冬の移ろいを、食材だけでなく香りや味付けでも表現します。

たとえば、料理に添える柑橘ひとつとっても、初夏にはレモン、秋口にはすだち、冬には柚子やかぼす。

その時期に最も美しく響き合う旬を使い分け、一皿に季節を閉じ込めます。

二、五感を満たす「香り」の仕掛け

料理のおいしさは、味だけでなく「香り」があってこそ完成します。

天ぷらに添える塩ひとつにもこだわり、抹茶や煎茶、紅茶、ハーブ、スパイス、梅、わさびなど、食材の風味を最大限に引き出す組み合わせを、その都度緻密に計算して仕立てています。

三、五味を変える「温度」の科学

料理は、提供する温度によって味の感じ方が変わります。

冷たい料理、常温、そして温かい料理。それぞれ最もおいしく感じられるよう、あらかじめ味付けの濃淡を調整しています。

さらに、夏と冬の気候に合わせて塩分や甘味、味噌のブレンドまで変えることで、その瞬間の身体が一番喜ぶ美味しさをお届けします。